#アイドル投票TC 野次馬のしゃべりば
はじめに
長きにわたるシアターチャレンジ、参加された皆様本当にお疲れ様です。
未参加の方は他のまとめブログの方がわかりやすいと思われます。
togetterまとめもございますので、ぜひご覧ください。
さて、当ブログですが、野次馬目線での勝敗分析、
「なぜ勝敗が決まったのか」というまとめがあってもいいのではないかなと思い、こうして筆とらせて頂きました。
お察しの通り野次馬目線のため面白い/面白くないという点にも言及しております。
思うところのある方はコメント欄をご利用ください。
ちなみに筆者はアニマス→グリ→ミリシタという経路をたどり、
TCでは初参戦の美希に投票をしながら様々な場所を眺めていた観戦者です。
discordはほとんど触っていませんので、
主な情報源はツイッター/コンベンションセンター/各ブログになります。
時系列まとめとしててんぼると様@10V_tkcのまとめ
#アイドル投票TC 手動でつくった票数折れ線+一斉投票やイベントを図示したグラフを今年も投稿していきます。今回の振り返り、および次回(あれば)の参考の一助にでもしていただければ。#ミリシタ
— てんぼると◆八坂天 (@10V_tkc) January 20, 2019
を利用させて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。
勝敗分析とは?
当ブログでは全ての役柄に対し、
勝因:当選陣営
敗因:2位以下の陣営
を次の四つの要素に分類し、見解をまとめさせて頂きました。
1.未当選
TA・TBで勝利をおさめたことのないアイドルに対してバフがかかるという意味。
ASは0勝0敗とカウント、敗北数が多いほど接戦になった時にバフがかかる。
2.モチベーション
やる気。
「役適性」「勝利」「雰囲気」「未当選」など人によってその根源は異なる。
3.人気
そのアイドルの事を積極的に好きな人の数。
正確にはその中でも「多数派に迎合する人」の多寡。
4.戦略
これはその都度簡単に解説します。
多種多様な要素があるとは思いますが、上記を併用することで大体のケースに説明がつくと考えたため、この4項目とさせて頂きます。
ちなみにシアターチャレンジ参加者全体の投票傾向として、
好きなキャラが複数いる人が多いが絶対これというこだわりはそこまで強くなく
どこを応援するか迷っている人は
陣営のモチベーション > 未当選 > 人気 の順番で判定を行い陣営に参加する
という思考でまとめております。
用語について
当ブログでは下記の単語を使って解説しております。
あくまで今回のまとめのための用語としてご理解ください。
1.不正票
ラスト1分間の投票数-運営の規定によりはじかれた票=不正票
場合によっては戦況に影響を与えるが、2位以下の数値がわからないため
あまり真剣に考えないほうが吉。
今回は課金票によって総投票数が底上げされTBと比較すると目立ちにくくなった。
2.陣営
その配役に積極的に投票参加する人たち
3.浮動票
このまとめではこの用語は使いません。
定義がかなり割れる単語なので
総括系の記事においては下手に使わない方がいいと考えています。
一斉投票について
戦略的にはどうにもワンパターンになりがちなのであまり好きではありません。
…と個人の嗜好を書いても意味がないのですが、
対象:自陣営?それ以外?
目標:名乗りあげ?票差を広げる?追い抜く?他への流出を防ぐ?
タイミング:獲得票数は最大か?他陣営と被りはないか?告知や残りの日数は?
を意識した状態であれば効果があり、状況によってはやるべきと考えております。
ただやっただけ、自己満足の一斉投票が多かったのが正直残念です。
読みにくいところも多々あるかとは思いますが、お暇な方はぜひお付き合いください。
◆孤島サスペンスホラー
◇主人公 当選:野々原茜
勝因:未当選&モチベーション
友達役と割れた陣営を「主人公役」へと導く事前の根回し、世界トレンドを叩きだすほどのパワーワードをうみだすコンベンションセンターなど、とにかく陣営のモチベーションが結果に結びついた枠。
不正票が目に見える形で残ってしまったのが残念ですが、パワーワードの効果はあまりに大きく、この票が戦況に影響を与えることはなかったかと。
島流しをツイッターに持ち込んだ方、拡散した方、「これはバズる」と思っての行動であれば、とても素晴らしい行動です。
◇友達 当選:島原エレナ
勝因:未当選
未当選かつ相手が横山奈緒とマッチングが決まった時点で結果がほぼ見えていた役。
「一度抜かれ、1位から転落する」というのは今回のように参加アイドルが多い状況の中、投票するか迷っていた層に対して応援したいと思わせ、自陣営に巻き込む効果があります(勿論抜いた側が勢いづくという欠点もありますが)。
注目が薄く陣営としては残念かとは思いますが、結果が見えていたからと慢心せずに一斉投票を設定するなど、票を集める努力を行ったからこそ掴めた勝利でしょう。
◇先生 当選:桜守歌織
敗因:人気
初期も初期にコンベンションセンターの匿名性を利用して律子Pランカーの名を騙る工作が現れた時はどうなることかと思いましたが、特に騒ぎになる事も無く、律子陣営が様々な形で盛り上げるものの、危機感を抱いた歌織Pがしっかりと団結、そのままP数で勝敗が決してしまった印象です。
律子陣営の諦めても仕方がない戦況の中で陣営を奮起させるために行った様々な活動はすばらしいものだったと思いますが、人気の差があまりに大きく、覆すにはどうにもネタが内輪寄りで「ミリシタではじめてアイマスに触れた人たち」「律子をよく知らない人たち」へのアピールが弱かったかなとも。
かっぱえびせん完食お疲れ様です。
◇館の女主人 当選:二階堂千鶴
敗因:戦略
コンベンションセンターの雰囲気で早くから注目を集め、人気の差をしっかりと分析、伊織陣営の一斉投票の伸びをみて陣営の動きを調整するなど「最終盤で接戦に持ち込む」事に成功。見事な戦略勝ちです。
伊織陣営には「伊織が負けたわけではない」と言っている方がちらほらと見受けられますが、相手の分析を怠り、勝つために必要な努力を怠った結果ですので、開き直るのではなく、なぜ負けたのか、どう戦うべきだったのかをちゃんと考えましょう。伊織なら勝てると慢心していませんでしたか?「接戦に持ち込まれたら負ける」というビジョンは持っていなかったのでしょうか?
これは千鶴と伊織の人気投票ではありません。千鶴陣営と伊織陣営の対戦です。
途中(伊織一斉投票が不発に終わっていたあたり)から結果はわかっていたとはいえ、最終日の伸びはすばらしく、観戦甲斐がありました。
これがあるから野次馬はやめられません。
◇メイド 当選:北沢志保
敗因:人気
堅実に勝利を掴んだ志保陣営に、まずはおめでとうございます。
2連敗&人気で初期から結果が見えていたとはいえ、立ち回りにミスがなかったからこそつかめた勝利でしょう。いやー本当ついにという感じで感慨深いです。
やよい陣営はどうにもミス……というか至らぬところが目立ちましたね。
「サスペンスホラーのメイド」というアピールが弱く、一斉投票の期間設定が中途半端で対外へのアピールもできない。「やよいおり」が同じジャンルで揃ってしまったのも(お互いに意識していないとはいえ)志保を相手にするには担当外の興味を遠ざける一因になったかと思います。
そんなの意識していない、と言いたい方の気持ちもわかりますが、「サスペンスホラーのメイド」としてのやよいアピールが足りていない以上、そう見えてしまうという点は認識すべきでしょう。
◆おとぎの国
◇少女 当選:星崎星梨花
敗因:戦略
星梨花の戦略勝ち…というよりは雪歩陣営の戦略負け。
雪歩陣営の「最後の一斉投票」のタイミングと内容をあそこでOKとした陣営の方の狙いを知りたいところです。
雪歩陣営はそれ以外の部分で陣営の票を集める基本的な行動はできていたかと思いますし、相手の星梨花はTA当選組。
自力は星梨花に軍配が上がるとはいえ、接戦に持ち込めばどうなっていたかわからない枠だと思うが故に、「雌雄が決した陣営」がやるタイミングに設けられた一斉投票が惜しいなと思ってしまいます。
◇妖精 当選:周防桃子
敗因:モチベーション
ぶっちゃけかなりのラッキー枠だと思っているのであまり言うこともなく……。
未来/可奈という傾向の似たキャラクター同士が競合してしまい、またどちらの陣営ものんびりとしていたため人気の差で序盤は桃子がリード。
そこに競合として話題性・人気的にも申し分のない紬が入ってくるのですが……逆に申し分がないからこそ桃子陣営はモチベーションを維持する事に成功。
某Pいわく勝ち馬に乗るなら桃子らしいので次の展開にも期待しています。
その背景で紬陣営はダービーみたいなアホな企画で無駄に時間を費やし兼任Pの囲い込みに失敗。未来/可奈陣営もこれといった決め手に欠けてどうにもなりませんでしたね。3位争いをする票があるならもっと積極的に1位争いをしなさい。
最後に、未来discordに対して。
コンベンションセンターで真面目に考えたいと行動した方の発言を流すのは失礼すぎです。荒れているという形を作りたくなかったのだとは思いますが、あれでは各方面に遺恨を残しますし、勝ちたいと思っているのなら猛省すべきです。
◇魔法使い 当選:徳川まつり
敗因:未当選&モチベーション
ここは勝因にするか敗因にするかとても迷いました。2連敗or初参戦でどちらの陣営もモチベーションが高く、人気もいい勝負、一斉VS日速の争いに姫対決ととても話題性があり見ごたえのあるマッチングでした。
貴音陣営は
・魔法使いor館の女主人と役決め段階で起こしていた内紛が若干根を残してしまった
・コンベンションセンター/企画がラーメンに寄り過ぎていた
・一斉の伸びよりも日速を重視していた
あたりが応援したいけど貴音陣営って何してるの?というゆる~い層へのアピールには弱く、逆にまつり陣営は早め早めの一斉投票企画告知がモチベーションの維持と周囲へのアピールに繋がっていたかと思います。
◇オオカミ 当選:我那覇響
勝因:人気
友達と同じくマッチングが決まった時点で結果も見えていた配役。
響陣営は事前段階でベルベットと オオカミで意見が分かれており、ベルベットを忌避する人たちに美希相手は分が悪いという発言も散見されましたが「オオカミ」というそれ以上の適役があったので戦況には影響を与えずにすみました。
同じく適役すぎた環が敗れてしまったのは……どうにも難しいですね。
一斉投票で追いつけていたらまた違ったのでしょうが、適役すぎるが故に陣営外へのアピールもしにくく、地味な争いにならざるを得なかった……というところでしょうか。
◇旅人 当選:永吉昴
勝因:モチベーション&未当選
おそらく昴陣営の方は戦略を勝因にして欲しいのかなと思いますが、麗花陣営の戦略もとても面白かったので優劣をつけるのはやめさせて頂きます。
どちらもよく考えて動いており、最後は未当選で決まる…TX企画の勝ちパターンがとてもわかりやすい対戦カードでした。
麗花陣営が勝つには突き離す必要がありましたが、昴陣営のモチベーションがかなり高かったためそこまで大きな動きは厳しかったですね。
昴陣営は身内に、麗花陣営は対外に向けてのアピールを多く行っていたのがなかなか興味深いです。
◆近未来アウトサイダー
◇ダスク 当選:如月千早
いやーーーー全方位オートカウンター 面白かったです。ありがとうございます。
真壁陣営の一部の方の煽りムーブ、やりたい事はわからないでもないのですが千早陣営を相手にして取る戦略ではありませんね。
某告発ブログとか、両陣営の煽りツイートとか、野次馬として見ている分には面白いながらもアチャーという展開が一部で繰り広げられていた割にはどちらの陣営もかなりの票を集めており、人気の高さと他人への無関心層の存在が伺えます。
千早陣営の日速と一斉どちらも取るというやり方は陣営にあったやり方で、なおかつ「初参戦」が実票にも結び付けていたことでしょう。
次回は「連覇を目指す」事になりますので、今回とはまた勝手が異なります。次の動きも楽しみにしております。
自陣営ながらあれで勝ってしまうのがすごい。悪い意味で。
「強制不参加枠が多数ある状況」「競合が連敗組」であれば負けていた可能性も十分にあったかと思います。AS全員参加により全体を見通す余裕がなかった人が多くなっていたからこその勝利でしょう。TA・TBだったら間違いなく晒されてヒールコースですよ。
口出さずにずーっと静観してた自分がこんな事いまさら言ってふざけんじゃねーよと思われる方もいるかと思いますが、 ツイッター/discrod/コンベンションセンターでの初動の失敗、ヒール扱いされないように根回しするなど、口を出すのも嫌になるバカみたいな動きだったので次は反省するか、もっと荒れて欲しい。
◇アマリリス 当選:エミリー
勝因:未当選&モチベーション
ここは不正票がどの程度戦果に影響していたのかとても気になる枠です。
序盤の1位期間によってモチベーションを維持することができたのが一番の勝因だと思っているため、もし削除された不正票がその時間に投票されていたら……?と考えるとワクワクしますね。
途中まで接戦、最終日には結果が見えていた……という枠では最後の1分に票が集まりにくく、「23:59と24:00の1分間の得票数」と「不正票」の差でしかありませんので、あまり深く考えても意味はないのでしょうが……。
それでも、清く正しくと頑張って、モチベーションの維持や各方面へのアピールを行っていたのを見ていただけに不正票としてケチがついてしまったのは残念です。
百合子・杏奈陣営はヒール扱いを嫌がるのはわかりますが、そうされないようなムーブを作ることは可能だったと思いますし、勝ちたいのならその必要があったかと。
◇ベルベット 当選:菊地真
勝因:戦略
戦略とはしましたが、真陣営はその戦略が「モチベーション」を意識して行われていたのが非常に印象的です。
翼陣営は役決めに難航した事を思えばかなり善戦し、ポテンシャルを感じることが出来ましたが……一斉投票のタイミングがどれも考えなしで、真陣営の一斉投票がその心を折るに十分すぎましたね。
接戦になっていた場合どうなるかわからなかった枠だと思いますので、「早めの役決め」「モチベーションの維持」の大切さを理解していた真陣営の方が一枚上手だったという事で。
美希の寝るベットというクソみたいなタグの事は忘れない。
◇ファイナルデイ 当選:天海春香
敗因:戦略
なぜこの枠で不正票が出てきたのか謎なので、何を目指した不正だったのかは知りたいところです。まあ知っても役には立たなさそうですが……。
美也陣営はTBの影響か策士策におぼれる状態だったのが印象的です。
サンドイッチ作戦、一斉投票を連日……は言うは易く行うは難しですね。
今回のような全アイドル参戦では実弾を確保しないで行っても効果はご覧の通り。
対する春香陣営は言論統制統率力がすごい。
今回は美也だけだったのでやりやすかったと思いますが、琴葉陣営が内紛せずに票を維持して進んできたらどうなっていたのかとても気になります。
琴葉陣営はTAの時も思いましたが頑固な方が多いんでしょうね。それが故に遊び場とされてしまったコンベンションセンターからは学ばせて頂きました。
本当に、お疲れ様です。
全体を通して
TX企画は非常に面白い企画です。
基本的には「相手の意見を受け入れ自分の意見を飲み込む」「俯瞰で考え、相手が傷つかない言葉を選んで話をまとめる」「自分の意見に相手が従わないからとヘソを曲げない」「とにかく楽しそうに振舞う」人が多いほど勝ちに近く、その上で、他陣営を巻き込むパワーワードは無理としても、旗印とする「役とキャラクターをマッチングさせた単語」はマストかと。
その結果として「役の獲得」という目に見えた「1か0か」の結果が伴うことから不快に思われる方が出てくるのもわかります。
けれど、ここで負けた、もう嫌だとすねてただ不満を言っているだけの方の話に耳を傾けても意味はありません。だって、拗ねている人からは何も生まれてきませんから。
勿論、適役がないな、やる気がでない、そう思った時は本腰を入れずにゆる~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~く参加したほうが圧倒的に楽しくなることでしょう。
これめっちゃくちゃ適役じゃん!!!!!!!!!!!という時は、是非、戦略を弄して勝ちにいきましょう。
今回負けて少しでも悔しいと思った方、
後出しだからいくらでも言える内容だったかとは思いますが、
様々なまとめもあわせてご覧頂くことでぜひケーススタディとしてください。
ぶっちゃけてしまうと某ブログのコメント欄封鎖がとても残念で、
他にどこかコメント欄が活発なブログができたらいいなと思っています。
その為にまとめていたら時間がこんなにかかってしまったのは本当に不甲斐ないのですが…思うところのある方はぜひ、コメント欄をご利用ください。よろしくお願いいたします。
このブログが少しでも次に生かされることを願って筆をおかせて頂きます。