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はいてすてる場所

アイドルマスターとキャスティング投票企画

 

  

 

SideMのパッション大作戦 & ミリシタのアイドル投票TC

アイドルマスターを冠に宿す二つのコンテンツで、

アイドルに役(仕事)を与える」キャスティング投票企画が開催されました。

 

ーーとまとめてしまうと同じ企画のように見えますが、

システムが大きく異なっており、それぞれに特徴があります。

そこで、簡単にではありますが二つの企画について項目をわけて

比較解説をしてみました。

(シンデレラ総選挙については役の絡む投票ではないため触れておりません)

 

どちらかしか知らない方も、両方知っている方も、

読んで頂き、投票企画とシステムについて考えて頂ければ幸いです。

 

まとめの項目は下記の通り。 

 

◆役の獲得条件

◆投票券の獲得方法 

◆得票数の開示

死票と副賞

  

優劣をつける目的はありませんが、

書き手が投票企画を好んでいる事もあり多少視点に偏りがあるかと思われます。

また、本文中で投票参加者をまとめてユーザーと表現しておりますので、

気になる方はプロデューサーと読み代えてください。

 

読みにくいところも多々あるかとは思いますが、

よろしければお付き合いください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆役の獲得条件

  

パッション大作戦

ひとりのアイドルに「イベント」×「主役」or「ライバル」を指定して投票。

(イベントは6つ。全て過去にゲームで開催されたイベントの続編)

アイドルは5~6名で構成される8つのグループにわけられており、

6イベント×8グループの48ブロックで得票数を集計、

総数1位になったブロックが仕事を獲得する団体戦

最終的に仕事を獲得できるのは5~6/46(+過去イベント担当アイドル)

 

アイドル投票TC

ひとりのアイドルに「役」を指名して投票。

役の1位を決める個人戦

最終的に仕事を獲得できるのは15/52

 

とあるアイドルに仕事を与えるために

 

パッション大作戦 「グループ」「イベント」の統一

アイドル投票TC 「アイドル」「役」の統一

 

がそれぞれ必要になってきます。

 

パッション大作戦では獲得する仕事が「過去のイベントの続編」であり、

1位になったイベントの過去シナリオにボイス実装というボーナスも与えられます。

(SideMはイベントがフルボイスではないため、貴重な仕事の機会となります)

その為、とあるアイドルXに仕事を…と考えた時に

・XのいるグループでXの参加していないイベント

・XのいるグループでXの参加したイベント

・XのいないグループでXの参加したイベント

と大きく3つのパターンにわかれた投票行動が考えられます。

後にも触れますが得票数が開示されない

そこからさらに「ライバル」「主役」「それ以外(※)」――と考えていくと、

同じアイドルに役を与えたいという思いをもつ人の中でも

行動がわかれやすいシステムになっています。

(※それ以外=Xに主役もライバルもしっくりこない人は

  同じグループの他のアイドルに投票することでも支援が可能だった)

 

アイドル投票TCは完全に新規のイベントですので15役がそのまま候補に。

候補が多いことから分裂しやすいようにも思えますが、

投票開始後は得票数が開示されることもあり

ひとりのアイドルにつき

・実数が伸びている役(イコール与えたい役でない場合もある)

・そうでなくとも与えたい役

のふたつに自然と投票行動がわかれることになります。

(実際は3役以上に分かれる事もありますが役の獲得を目標とした場合二択です)

 

条件の違いについて把握して頂けたかと思いますので、

次は投票券の獲得方法を説明します。

 

 

 

 

 

 

◆投票券の獲得方法

 

 

パッション大作戦

実質無限

無償分:マニー・スカウトポイント(実質上限無し)

有償分:メモリアルパック(上限有り)

 

アイドル投票TC

有限

無償分:イベント報酬・ログインボーナス(上限有り)

有償分:ガシャ(上限有り)

 

また、投票期間は下記の通り。

パッション大作戦 約1週間

アイドル投票TC    約1ヶ月

パッション大作戦は投票期間=投票券獲得可能期間、

アイドル投票TCは最後の1週間は投票のみ、投票券の獲得が不可能でした。

 

パッション大作戦ではマニー・スカウトポイントを

必要数に応じてパッション(=投票券)と交換して投票を行います。

所持マニー・スカウトポイントが人によって大きく異なるため

企画目当てでゲームを開始した人が

貯蓄の多い既存ユーザーに並ぶのは非常に厳しいシステムです。

交換数の制限などもありませんので、

最終日にマニー・スカウトポイントを追加で稼いで投票する事も可能でした。

マニー・スカウトポイントは入手が容易とはいえ他の要素にも使うアイテムですので

この企画のために全てを消費する方は少なく、

ツイッターのスクショなどを拝見した限りでは多くの人が4~5桁の印象です。

中には6桁投票している方も複数確認されており、かなり差があることがわかります。

 

アイドル投票TCでは投票券の数にはユーザーによる差がほとんどありません。

企画目当てでゲームをはじめた人でも上限は3桁で熟練ユーザーと変わりません。

ただし、投票券が期間を区切って配布されるため、

イベントの参加の仕方やガシャ課金の仕方について

約一ヶ月の期間の中でその都度考える必要がでてきます。

特に最後の一週間は投票しかできず、

状況に応じて追加で投票券を獲得する事が出来ないのも大きな特徴です。

 

このように投票券の獲得方法も二つの企画で大きく異なっています。

次で説明する「得票数の開示」によって、

投票の仕方にも大きな違いが出てきますので引き続きご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

◆得票数の開示

 

パッション大作戦

全グループ・イベントトータルでの得票数のみ開示される

 

アイドル投票TC

役毎の得票数(上位10位まで)が開示される

アイドル個別ページにて上記範囲内のそのアイドルの順位を閲覧可能

 

こうした開示の違いによって何が変わってくるか…というと

票を参考にしたあらゆる行動が左右されます。

 

個別の票数が開示されないパッション大作戦では

・とあるアイドル/グループを応援したい時に参考になる数値がない

・ボイスをつけたいイベントがあるがどのグループが伸びているかわからない

・投票企画を行った時に動きが計測できない

・他グループと比較したあらゆる行動が制限される

といった状況になるため、

投票行動はデータではなく自分の感情/他人の言葉を指標にする事になります。

何かしらのツールを使い投票先のアンケートを行ったとしても、

それが実数に繋がっているかを総数から判断することはできません。

正確には総得票数は出ていますので、

時間を決めて測定することで増加数を把握することは可能ですが、

「そのイベント」「そのグループ」の票の伸びと言い切るのが難しく、

アピールや説得力としては弱くなります。

また、人の言葉と言ってもSideMにはパッション大作戦に特化した

ゲーム内での交流ツールが用意されている訳でもないので、

ツイッター、discrod、各種掲示板など外部の限られた場所に頼る事になります。

 

アイドル投票TCでは得票数が開示されている事に加えて、

交流ツールとしてコンベンションセンターが設置されました。

このツールに問題がなかったとは言いませんが、

データと人の言葉、両方を踏まえた行動が可能なシステムが構築されており、

実際に様々な投票を絡めた企画が発案、実行されました。

 (ちなみにTCの前、TBの時はコンベンションセンターはミリシタ内には存在せず、

  GREEや非公式ツールを利用していたためTBとTCでは条件が異なります)

企画内容は多岐にわたるため解説を控えますが

キャスティング企画を行う上でアイドルと役のアピールをするだけではなく

投票を絡めた企画が多発したのは得票数の開示あってこそでしょう。

 

ちなみにどちらも開示はほぼリアルタイム(1分程度のラグあり)ですが、

パッション大作戦は中間など公式からの報告は1度もなく、

アイドル投票TCは公式ツイッターから期間を区切っての結果報告がありました。

 

こうしたシステムに応じて多くのユーザーが投票行動を行った結果、

役の獲得という光の影にどうしても存在する事になるのが、

残酷な言い方には聞こえるかもしれませんが死票の存在になります。

最後に、死票・副賞の存在でもそれぞれの企画の特色が出ていますので紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

死票と副賞

  

どちらの企画も全体の2/3以上のアイドルが役の獲得を逃すこととなり、

勝ち筋から外れたグループや役に投票した票は死票と呼ばれることになります。

(※死票という字面は強いものですし、心象を考えると良くないとは思うのですが、

  他に内容に適した単語が思い浮かびませんのでご了承ください )

 

パッション大作戦

グループ×イベントの組み合わせで勝利が決まるため組み合わせ内であれば自由投票

グループ×イベントが勝利条件から外れたものが死票になる

(≒とあるアイドルを支援する時に多少ではあるが自由が認められる)

また、参加者には全体の総得票数に応じたアイテムなどの副賞あり

 

アイドル投票TC

勝ち役以外の全てが死票

参加者への副賞なし 

 

 

パッション大作戦では副賞が設けられており、

参加者全員に報酬が与えられます。

また、課金対象がガシャではなくアイテムパックになっており

ある程度他の用途にも使える点も考えると、

ユーザーの意識が投票以外にも分散しやすいシステムになっています。

 

アイドル投票TCには副賞の存在がありません。

課金対象もガシャ限定と、

ガシャへの個々人の向き合い方によって受け取り方が大きく異なります。

ガシャを回したら投票券がついてきた。と

投票券を入手するために回したくないガシャを回した。では大違いです。

 

こうした違いが何に影響するかというと、

達成感、負担など、個々人のモチベーションに影響してきます。

最終的には個々人の考え方の問題になりますが、

そもそも何を目的にして参加するのかを考えた時に

自由度が高いのはパッション大作戦の方でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

簡単にまとめると、 

・ユーザーによって投票総数の大きな差があり

・かつその数を自分で決めることができるが

・具体的な票数をみることができず

・票割れしやすい

のがパッション大作戦です。

こうしたシステムは自由度は高い反面、

統率された活動が難しく、活動自体が消極的なものになりやすいです。

そこにアイドルの仕事という目に見えた報酬がある以上

役の獲得を目標として物足りなく思うユーザーが出てくるのも当然でしょう。

更には最終結果の得票数も開示されないため、

目当てのアイドルに役を与える事に成功した時にも達成感はどこか薄くなります。

こうした物足りなさの反面、

投票活動に特化していないが故に負担が少ないシステムだったともいえるでしょう。

 

逆にアイドル投票TC

・ユーザー格差が少なく1票の価値が高く

・ユーザー間での交流ツールがあり

・実数を示して他人を誘導することが可能だが

・投票以外の参加メリットはない

と非常に投票に特化したシステムです。  

完全に1か0かの世界ですので強い達成感が得られる反面、

他人の行動に左右されたり、ある程度足並みをそろえることが求められるなど

参加者の負担の大きいシステムだったかと。

 

パッション大作戦とアイドル投票TC、

どちらも同じキャスティング投票企画のようで、

ここまで説明してきたようにシステムが大きく異なり、完全に別の企画です。 

 

どちらをよしと受け取るかは人次第ですし、

どちらが良いという話をするつもりもありません。

 

投票企画について負担に思ったり、あちらの企画のように…

という意見がどちらサイドからもみられましたので、

不満に思う方の中にシステムに向き合うことで見えてくるものがあればいいなと思い

こうしてまとめさせて頂きました。

 

長々とお付き合い、ありがとうございました。 

何かわかりにくい点、情報のミスなどあればコメント欄をご利用ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ◆次回にむけて #ハッシュタグ の話

 

次回があるのか……システムが同じなのか……それは運営の判断次第で、

いちユーザーがあれこれ考えてもどうしようがありません。

(こうしてくれという希望のある方は運営にメールなどで伝えておきましょう)

 

とはいえ、まあまず次回もあるだろうとは思いますので、

ひとつ、ツイッターにおけるハッシュタグの使い方について提言をさせて頂きます。

 

そもそも、ハッシュタグとは?

ハッシュタグをつけてのダイマ、企画の案内、二次創作、ちょっとした妄想語り・・・

使い道は様々ですが、つまるところは情報集約ツールです。

  

本来であれば直接繋がりのない人同士を簡単に結んでくれて、

多くの交流が可能になるハッシュタグなのですが、

パッション大作戦の中でなかなか不便な使い方をされていましたのでご紹介を。

 

というのも、パッション大作戦ではグループの主要ハッシュタグとして

#Side_GroupX_2019

#SideM2019_Group_X

の2パターンが使われていました。

 

何が不便なの?と思う方もいるかもしれませんが、

これ、

・表記揺れが起きやすい

・どちらも使っている人がそれなりにいるため対象範囲を広げる為には2種必須

・そうなると文字数が多く字数制限が厳しくなる

為、ハッシュタグを使おうという時に少し頭を捻る必要がでてきます。

 

文字数上限にひっかかりどちらかを削らざるをえなかったり、

何をつけたらいいのかわからなくなりどちらもつけていなかったり、

検索側としてもどっちを見ていいのかわからなかったり、

1つだけ検索して終わってしまったり――

使われるべきものが使われない。便利なものが面倒くさくなる。本末転倒です。

 

ハッシュタグは(勿論用途にもよりますが)

つけやすく、探しやすくあるべきでしょう。

 

例えば、グループ単位は #GroupX2019 あたりに統一してしまえば

2種併用と比べると文字数約1/3、次回以降があれば年数を変更で対応可能ですし、

今回はあまり使われなかったようですが #パッション大作戦  など、

全体向けのハッシュタグが活用されるようになれば

特別な担当アイドルがいるわけではないそれこそ箱推しと呼ばれる層に向けて

アピールの範囲を広めることが可能になります。

 

ちなみにアイドル投票TCでは

2500個以上ハッシュタグが存在していたとのことで…

twitter.com

実際のデータを見ていただくとわかるのですが、

全部が全部統率された目的のあるハッシュタグだった訳ではありません。

ただ作ってみたいで作られるハッシュタグがあることも

投票企画を楽しもうという気持ちの表れで良いことだと考えております。

 

アイドル投票TCでのハッシュタグに関して

いはらいふ様のデータまとめもありますので興味のある方はご覧ください。

 

viola-voila.hatenablog.com

 

 

――とは言ったものの、

使いやすいハッシュタグを作る=役を勝ち取れるではありませんし、

絶対にこうあるべき、こうしたら勝てるというものはどこにもありません。

 

ただ、企画を楽しむ上でほんのちょっと気遣いをすることで

負担が少し軽減されるのではないかと考え提言させて頂きました。

   

以上。

おまけもお読みいただいた方、本当にありがとうございます。

少しでもお役に立つ部分があれば幸いです。

#アイドル投票TC 野次馬のしゃべりば

 

はじめに

長きにわたるシアターチャレンジ、参加された皆様本当にお疲れ様です。 

未参加の方は他のまとめブログの方がわかりやすいと思われます。

togetterまとめもございますので、ぜひご覧ください。

togetter.com

 

さて、当ブログですが、野次馬目線での勝敗分析、

「なぜ勝敗が決まったのか」というまとめがあってもいいのではないかなと思い、こうして筆とらせて頂きました。

お察しの通り野次馬目線のため面白い/面白くないという点にも言及しております。

思うところのある方はコメント欄をご利用ください。

 

 

ちなみに筆者はアニマス→グリ→ミリシタという経路をたどり、

TCでは初参戦の美希に投票をしながら様々な場所を眺めていた観戦者です。

discordはほとんど触っていませんので、

主な情報源はツイッター/コンベンションセンター/各ブログになります。

 

 

時系列まとめとしててんぼると様@10V_tkcのまとめ

twitter.com

を利用させて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

 

 

勝敗分析とは?

当ブログでは全ての役柄に対し、

勝因:当選陣営

敗因:2位以下の陣営

を次の四つの要素に分類し、見解をまとめさせて頂きました。

1.未当選

 TA・TBで勝利をおさめたことのないアイドルに対してバフがかかるという意味。

 ASは0勝0敗とカウント、敗北数が多いほど接戦になった時にバフがかかる。

2.モチベーション

 やる気。

 「役適性」「勝利」「雰囲気」「未当選」など人によってその根源は異なる。

3.人気

 そのアイドルの事を積極的に好きな人の数。

 正確にはその中でも「多数派に迎合する人」の多寡。

4.戦略

 これはその都度簡単に解説します。

 

多種多様な要素があるとは思いますが、上記を併用することで大体のケースに説明がつくと考えたため、この4項目とさせて頂きます。

 

ちなみにシアターチャレンジ参加者全体の投票傾向として、

 好きなキャラが複数いる人が多いが絶対これというこだわりはそこまで強くなく

どこを応援するか迷っている人は

 陣営のモチベーション > 未当選 > 人気 の順番で判定を行い陣営に参加する

という思考でまとめております。

 

 

 

用語について

当ブログでは下記の単語を使って解説しております。

あくまで今回のまとめのための用語としてご理解ください。

1.不正票

 ラスト1分間の投票数-運営の規定によりはじかれた票=不正票

 場合によっては戦況に影響を与えるが、2位以下の数値がわからないため

 あまり真剣に考えないほうが吉。

 今回は課金票によって総投票数が底上げされTBと比較すると目立ちにくくなった。

2.陣営

 その配役に積極的に投票参加する人たち

3.浮動票

 このまとめではこの用語は使いません。

 定義がかなり割れる単語なので

 総括系の記事においては下手に使わない方がいいと考えています。

 

 

 

一斉投票について

戦略的にはどうにもワンパターンになりがちなのであまり好きではありません。

…と個人の嗜好を書いても意味がないのですが、

 対象:自陣営?それ以外?

 目標:名乗りあげ?票差を広げる?追い抜く?他への流出を防ぐ?

 タイミング:獲得票数は最大か?他陣営と被りはないか?告知や残りの日数は?

を意識した状態であれば効果があり、状況によってはやるべきと考えております。

ただやっただけ、自己満足の一斉投票が多かったのが正直残念です。

  

 

 

 

 

 

 

 

読みにくいところも多々あるかとは思いますが、お暇な方はぜひお付き合いください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆孤島サスペンスホラー

  

◇主人公 当選:野々原茜

 勝因:未当選&モチベーション

https://pbs.twimg.com/media/DxXTy93VYAAZgVv.jpg:large

 友達役と割れた陣営を「主人公役」へと導く事前の根回し、世界トレンドを叩きだすほどのパワーワードをうみだすコンベンションセンターなど、とにかく陣営のモチベーションが結果に結びついた枠。

不正票が目に見える形で残ってしまったのが残念ですが、パワーワードの効果はあまりに大きく、この票が戦況に影響を与えることはなかったかと。

島流しツイッターに持ち込んだ方、拡散した方、「これはバズる」と思っての行動であれば、とても素晴らしい行動です。

 

 

 

◇友達 当選:島原エレナ

 勝因:未当選

https://pbs.twimg.com/media/DxXUsokUwAAdEYV.jpg:large

 未当選かつ相手が横山奈緒とマッチングが決まった時点で結果がほぼ見えていた役。

「一度抜かれ、1位から転落する」というのは今回のように参加アイドルが多い状況の中、投票するか迷っていた層に対して応援したいと思わせ、自陣営に巻き込む効果があります(勿論抜いた側が勢いづくという欠点もありますが)。

注目が薄く陣営としては残念かとは思いますが、結果が見えていたからと慢心せずに一斉投票を設定するなど、票を集める努力を行ったからこそ掴めた勝利でしょう。

 

  

 

先生 当選:桜守歌織

 敗因:人気

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初期も初期にコンベンションセンターの匿名性を利用して律子Pランカーの名を騙る工作が現れた時はどうなることかと思いましたが、特に騒ぎになる事も無く、律子陣営が様々な形で盛り上げるものの、危機感を抱いた歌織Pがしっかりと団結、そのままP数で勝敗が決してしまった印象です。

律子陣営の諦めても仕方がない戦況の中で陣営を奮起させるために行った様々な活動はすばらしいものだったと思いますが、人気の差があまりに大きく、覆すにはどうにもネタが内輪寄りで「ミリシタではじめてアイマスに触れた人たち」「律子をよく知らない人たち」へのアピールが弱かったかなとも。

かっぱえびせん完食お疲れ様です。

 

 

 

◇館の女主人 当選:二階堂千鶴

 敗因:戦略

https://pbs.twimg.com/media/DxXV4LpUUAAg8hY.jpg:large

コンベンションセンターの雰囲気で早くから注目を集め、人気の差をしっかりと分析、伊織陣営の一斉投票の伸びをみて陣営の動きを調整するなど「最終盤で接戦に持ち込む」事に成功。見事な戦略勝ちです。

伊織陣営には「伊織が負けたわけではない」と言っている方がちらほらと見受けられますが、相手の分析を怠り、勝つために必要な努力を怠った結果ですので、開き直るのではなく、なぜ負けたのか、どう戦うべきだったのかをちゃんと考えましょう。伊織なら勝てると慢心していませんでしたか?「接戦に持ち込まれたら負ける」というビジョンは持っていなかったのでしょうか?

これは千鶴と伊織の人気投票ではありません。千鶴陣営と伊織陣営の対戦です。

途中(伊織一斉投票が不発に終わっていたあたり)から結果はわかっていたとはいえ、最終日の伸びはすばらしく、観戦甲斐がありました。

これがあるから野次馬はやめられません。

 

 

 

 ◇メイド 当選:北沢志保

 敗因:人気

https://pbs.twimg.com/media/DxXXCO7VAAAmtmM.jpg:large

 堅実に勝利を掴んだ志保陣営に、まずはおめでとうございます。

2連敗&人気で初期から結果が見えていたとはいえ、立ち回りにミスがなかったからこそつかめた勝利でしょう。いやー本当ついにという感じで感慨深いです。

やよい陣営はどうにもミス……というか至らぬところが目立ちましたね。

「サスペンスホラーのメイド」というアピールが弱く、一斉投票の期間設定が中途半端で対外へのアピールもできない。「やよいおり」が同じジャンルで揃ってしまったのも(お互いに意識していないとはいえ)志保を相手にするには担当外の興味を遠ざける一因になったかと思います。

そんなの意識していない、と言いたい方の気持ちもわかりますが、「サスペンスホラーのメイド」としてのやよいアピールが足りていない以上、そう見えてしまうという点は認識すべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆おとぎの国

 

◇少女 当選:星崎星梨花

 敗因:戦略

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梨花の戦略勝ち…というよりは雪歩陣営の戦略負け。

雪歩陣営の「最後の一斉投票」のタイミングと内容をあそこでOKとした陣営の方の狙いを知りたいところです。

雪歩陣営はそれ以外の部分で陣営の票を集める基本的な行動はできていたかと思いますし、相手の星梨花はTA当選組。

自力は星梨花に軍配が上がるとはいえ、接戦に持ち込めばどうなっていたかわからない枠だと思うが故に、「雌雄が決した陣営」がやるタイミングに設けられた一斉投票が惜しいなと思ってしまいます。

 

 

 

 

◇妖精 当選:周防桃子

 敗因:モチベーション

https://pbs.twimg.com/media/DxXYnFjVAAAXg89.jpg:large

 ぶっちゃけかなりのラッキー枠だと思っているのであまり言うこともなく……。

未来/可奈という傾向の似たキャラクター同士が競合してしまい、またどちらの陣営ものんびりとしていたため人気の差で序盤は桃子がリード。

そこに競合として話題性・人気的にも申し分のない紬が入ってくるのですが……逆に申し分がないからこそ桃子陣営はモチベーションを維持する事に成功。

某Pいわく勝ち馬に乗るなら桃子らしいので次の展開にも期待しています。

その背景で紬陣営はダービーみたいなアホな企画で無駄に時間を費やし兼任Pの囲い込みに失敗。未来/可奈陣営もこれといった決め手に欠けてどうにもなりませんでしたね。3位争いをする票があるならもっと積極的に1位争いをしなさい。

最後に、未来discordに対して。

コンベンションセンターで真面目に考えたいと行動した方の発言を流すのは失礼すぎです。荒れているという形を作りたくなかったのだとは思いますが、あれでは各方面に遺恨を残しますし、勝ちたいと思っているのなら猛省すべきです。

 

 

 

 

◇魔法使い 当選:徳川まつり

 敗因:未当選&モチベーション

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ここは勝因にするか敗因にするかとても迷いました。2連敗or初参戦でどちらの陣営もモチベーションが高く、人気もいい勝負、一斉VS日速の争いに姫対決ととても話題性があり見ごたえのあるマッチングでした。

貴音陣営は

・魔法使いor館の女主人と役決め段階で起こしていた内紛が若干根を残してしまった

コンベンションセンター/企画がラーメンに寄り過ぎていた

・一斉の伸びよりも日速を重視していた

あたりが応援したいけど貴音陣営って何してるの?というゆる~い層へのアピールには弱く、逆にまつり陣営は早め早めの一斉投票企画告知がモチベーションの維持と周囲へのアピールに繋がっていたかと思います。

 

 

 

 

◇オオカミ 当選:我那覇響

 勝因:人気

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友達と同じくマッチングが決まった時点で結果も見えていた配役。

響陣営は事前段階でベルベットと オオカミで意見が分かれており、ベルベットを忌避する人たちに美希相手は分が悪いという発言も散見されましたが「オオカミ」というそれ以上の適役があったので戦況には影響を与えずにすみました。

同じく適役すぎた環が敗れてしまったのは……どうにも難しいですね。

一斉投票で追いつけていたらまた違ったのでしょうが、適役すぎるが故に陣営外へのアピールもしにくく、地味な争いにならざるを得なかった……というところでしょうか。

 

 

 

 

◇旅人 当選:永吉昴

 勝因:モチベーション&未当選 

https://pbs.twimg.com/media/DxXdBf-UcAA3rso.jpg:large

 おそらく昴陣営の方は戦略を勝因にして欲しいのかなと思いますが、麗花陣営の戦略もとても面白かったので優劣をつけるのはやめさせて頂きます。

どちらもよく考えて動いており、最後は未当選で決まる…TX企画の勝ちパターンがとてもわかりやすい対戦カードでした。

麗花陣営が勝つには突き離す必要がありましたが、昴陣営のモチベーションがかなり高かったためそこまで大きな動きは厳しかったですね。

昴陣営は身内に、麗花陣営は対外に向けてのアピールを多く行っていたのがなかなか興味深いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆近未来アウトサイダー

 

 ◇ダスク 当選:如月千早

 勝因:モチベーション&人気https://pbs.twimg.com/media/DxXeDheVAAEDvSU.jpg:large

いやーーーー全方位オートカウンター 面白かったです。ありがとうございます。

真壁陣営の一部の方の煽りムーブ、やりたい事はわからないでもないのですが千早陣営を相手にして取る戦略ではありませんね。

某告発ブログとか、両陣営の煽りツイートとか、野次馬として見ている分には面白いながらもアチャーという展開が一部で繰り広げられていた割にはどちらの陣営もかなりの票を集めており、人気の高さと他人への無関心層の存在が伺えます。

千早陣営の日速と一斉どちらも取るというやり方は陣営にあったやり方で、なおかつ「初参戦」が実票にも結び付けていたことでしょう。

次回は「連覇を目指す」事になりますので、今回とはまた勝手が異なります。次の動きも楽しみにしております。

 

 

 

 

◇バスターブレイド 当選:星井美希

 勝因:人気https://pbs.twimg.com/media/DxXfeqGUcAUEcjV.jpg:large

自陣営ながらあれで勝ってしまうのがすごい。悪い意味で。

「強制不参加枠が多数ある状況」「競合が連敗組」であれば負けていた可能性も十分にあったかと思います。AS全員参加により全体を見通す余裕がなかった人が多くなっていたからこその勝利でしょう。TA・TBだったら間違いなく晒されてヒールコースですよ。

口出さずにずーっと静観してた自分がこんな事いまさら言ってふざけんじゃねーよと思われる方もいるかと思いますが、 ツイッター/discrod/コンベンションセンターでの初動の失敗、ヒール扱いされないように根回しするなど、口を出すのも嫌になるバカみたいな動きだったので次は反省するか、もっと荒れて欲しい。

  

 

 

 

◇アマリリス 当選:エミリー

 勝因:未当選&モチベーション

https://pbs.twimg.com/media/DxXfnfRUwAAoOxX.jpg:large

ここは不正票がどの程度戦果に影響していたのかとても気になる枠です。

序盤の1位期間によってモチベーションを維持することができたのが一番の勝因だと思っているため、もし削除された不正票がその時間に投票されていたら……?と考えるとワクワクしますね。

途中まで接戦、最終日には結果が見えていた……という枠では最後の1分に票が集まりにくく、「23:59と24:00の1分間の得票数」と「不正票」の差でしかありませんので、あまり深く考えても意味はないのでしょうが……。

それでも、清く正しくと頑張って、モチベーションの維持や各方面へのアピールを行っていたのを見ていただけに不正票としてケチがついてしまったのは残念です。

百合子・杏奈陣営はヒール扱いを嫌がるのはわかりますが、そうされないようなムーブを作ることは可能だったと思いますし、勝ちたいのならその必要があったかと。

 

 

 

◇ベルベット 当選:菊地真

 勝因:戦略

https://pbs.twimg.com/media/DxXhCQVVsAAYy9x.jpg:large

戦略とはしましたが、真陣営はその戦略が「モチベーション」を意識して行われていたのが非常に印象的です。

翼陣営は役決めに難航した事を思えばかなり善戦し、ポテンシャルを感じることが出来ましたが……一斉投票のタイミングがどれも考えなしで、真陣営の一斉投票がその心を折るに十分すぎましたね。

接戦になっていた場合どうなるかわからなかった枠だと思いますので、「早めの役決め」「モチベーションの維持」の大切さを理解していた真陣営の方が一枚上手だったという事で。

美希の寝るベットというクソみたいなタグの事は忘れない。

 

 

 

◇ファイナルデイ 当選:天海春香

 敗因:戦略

https://pbs.twimg.com/media/DxXhKXeVsAEJtn9.jpg:large

 なぜこの枠で不正票が出てきたのか謎なので、何を目指した不正だったのかは知りたいところです。まあ知っても役には立たなさそうですが……。

美也陣営はTBの影響か策士策におぼれる状態だったのが印象的です。

サンドイッチ作戦、一斉投票を連日……は言うは易く行うは難しですね。

今回のような全アイドル参戦では実弾を確保しないで行っても効果はご覧の通り。

対する春香陣営は言論統制統率力がすごい。

今回は美也だけだったのでやりやすかったと思いますが、琴葉陣営が内紛せずに票を維持して進んできたらどうなっていたのかとても気になります。

琴葉陣営はTAの時も思いましたが頑固な方が多いんでしょうね。それが故に遊び場とされてしまったコンベンションセンターからは学ばせて頂きました。

本当に、お疲れ様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全体を通して

 

TX企画は非常に面白い企画です。

 

基本的には「相手の意見を受け入れ自分の意見を飲み込む」「俯瞰で考え、相手が傷つかない言葉を選んで話をまとめる」「自分の意見に相手が従わないからとヘソを曲げない」「とにかく楽しそうに振舞う」人が多いほど勝ちに近く、その上で、他陣営を巻き込むパワーワードは無理としても、旗印とする「役とキャラクターをマッチングさせた単語」はマストかと。

 

その結果として「役の獲得」という目に見えた「1か0か」の結果が伴うことから不快に思われる方が出てくるのもわかります。

けれど、ここで負けた、もう嫌だとすねてただ不満を言っているだけの方の話に耳を傾けても意味はありません。だって、拗ねている人からは何も生まれてきませんから。

勿論、適役がないな、やる気がでない、そう思った時は本腰を入れずにゆる~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~く参加したほうが圧倒的に楽しくなることでしょう。

これめっちゃくちゃ適役じゃん!!!!!!!!!!!という時は、是非、戦略を弄して勝ちにいきましょう。

 

今回負けて少しでも悔しいと思った方、

後出しだからいくらでも言える内容だったかとは思いますが、

様々なまとめもあわせてご覧頂くことでぜひケーススタディとしてください。

 

ぶっちゃけてしまうと某ブログのコメント欄封鎖がとても残念で、

他にどこかコメント欄が活発なブログができたらいいなと思っています。

その為にまとめていたら時間がこんなにかかってしまったのは本当に不甲斐ないのですが…思うところのある方はぜひ、コメント欄をご利用ください。よろしくお願いいたします。

 

このブログが少しでも次に生かされることを願って筆をおかせて頂きます。